ぶらっくこーひー。

SexyZone、映画、服、コスメ、好きなこと沢山。

ハムレットは私の心で生きてますので。

生きてる。

ハムレット、大阪金曜のみの予定でしたので

個人的には初で最後のハムレットを観劇してきました。

 

長いブログになりそうなのと、おもっきりネタバレあります。

よろしければ、

最後までわたしの荒ぶる感情の見届けをお願いします。

そして、余裕なかったのでハムレット主演菊池くんへの感想ばかりです。

他の方ももちのろんで、素晴らしかったです。

 

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数日前からソワソワし、胸は高鳴り瞬きは忘れ

風磨くん演じるハムレットがどんなものになっているのか

前評判は聞いてはおりましたが

 

 

一言で観劇後の感想を述べよと問題を提示され答えるとしたら

 

 

 

 

菊池様、すんごい。

すんごくて、すんごい。

 

 

語彙はどこかに置き去りに状態ですよ。

きっと、ピロティーホール座席近くにわたしの語彙落っこちてる。

 

 

風磨くんの本気のなかの本気、舞台を自分のものにしてた。

 

 

はじまりから、瞬きを多くしないまま本を読んでるハムレットを目の当たりにし

 

 

あぁ、もぅそこにいるのはハムレットだ。

亡き父に思いを馳せ、母上への愛と失望をごちゃまぜにしたハムレットだ。

 

そう感じました。

 

亡き父の亡霊の話をされたときの嬉々とした瞳。

 

自然と上がる気持ちの表現、声の上ずり、手を大きく広げ

 

そんなことあるはずない

でも、会いたい

 

ハムレットの繊細な心がこの時点で垣間見れた気がしました。

 

母の一か月で叔父と再婚を決めたこと

若きハムレットには十分すぎるほどの失望だったのが

声の質量というか、強弱、すべてがわかる。

 

椅子しかない、そんな舞台上で

舞台背景が自分のなかで作りだされていく

 

やっぱり、すんごい。

風磨くん、すんごいことしてる。

 

 

 

亡霊の父から告げられた言葉を自分の中で租借し

考え、答え合わせをするような表情

叔父のグローディアスへの怒り

 

あんなにシンプルな舞台上だからこそ見える感情の動きなのだと

 

私、奥歯噛みしめました。

 

んごくて、すんごいから。

 

いつもの菊池くんなんてもちろんそこにいないから。

 

親友ホレイショーへこの亡霊を見たことは口外するな

自分が狂気的になってもそれを知っているようなそぶりをみせるな

 

このシーンまでで既にどれほどの言葉数を発したのか。

 

それも、かなりの早口で。

 

言葉を飲み込もうとするまえに、ハムレットから投げつけられる言葉たち

もぅわたしがホレイショーなら両手万歳

「ギブギブギブ!ちょっと待ってくださいよハムレットくーん」

ってなります。

 

そんな一幕、が終わり

 

 

「どうしよう、この感情、どこにもぶつけられん」

 

 

ひとりできてたもんだから、ぶつけたいぶつけられない

壊れるほど愛しても3ぶんの1も伝わらない状態。

まさに、末期。

すでに、末期。

 

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二幕がはじまり

 

 

狂気のフリをしているハムレット

 

花冠頭にひとつ、ぶっとんだ笑顔の裏にあるのは狂気の

 

フリ

あくまで、フリなハムレット

 

顔の動きが、見逃せない。

 

狂気のフリをしているはずが、本当の狂気に吞まれていく姿。

 

オフィーリアへの冷たいでも、寂し気な表情混ぜ込んだ声

 

 

菊池君、努力の天才か。

 

感情を主に扱う演技って、オーバーすぎてもうまい下手かかわらず見てる人に

違和感を覚えさせてしまうし

なんか違うなってなりかねないのに。

 

「尼寺へ・・・・行ってしまえ」

 

何回も何回も唱えるようにオフィーリアへの言葉

 

最後の最後の「行ってしまえ」が

根性の別れを意識してるほど喉が詰まった。

そんな声色で、わたし奥歯噛みしめた。

 

いや、普通に話してると思ったら急に感情チェンジな

ハムレットみてるその瞬間も奥歯噛みしめた。

 

 

 

演劇を上映する際、オフィーリアの膝に頭を預けるハムレット

やっぱり好きやん、下ネタ織り込みますけど

好きなんですやん

って関西のツッコミでそうになりました。

 

脚、めっちゃ細いやん、なにそれほっそいな

え、てかやっぱり痩せた?痩せたよね?

ハムレットはじまってから痩せてるよね?

って、急にオタク感情が顔だしてきたけど

 

クローディアスの動揺を目の当たりにしたあとの

ホレイショーとのシーンがどこか楽し気にもみえて

やっぱり自分は間違っていなかった!これでいいんだ!って

自己肯定感を自らあげる作業を丁寧に作り出しているようで

 

 

現代版ハムレットすんごい。

 

 

 

 

ボローニアスを「ねずみ」と刺し殺してしまうシーン

あれは、本当に狂気にいかれてしまったハムレット

ハムレットのやさしさや弱さが一気に届いてきて

 

頭を垂れましたね。

 

 

気持ち的に頭を垂れました。

 

血の付いた顔に潤んだ瞳、母へ感情を露わにしぶつけ

穢れを嫌うハムレットをあらためて感じたというか。

 

事前にハムレット勉強してても思ったけど、ハムレットって

あからさまに自分の中の正義というか

絶対的な信仰が父にあるからこそなのか

 

若さゆえの復讐劇なのが

 

菊池殿下のなかにハムレットを落とすことで

尚、鮮明に感じることができたから

 

いやぁ・・・・

 

すんごい。

 

 

二幕も終わり、あれそろそろお尻3つぐらいなってない?

っていう身体的苦痛がでてきたものの

 

すんごく短く感じる。

 

そして、休憩中思い返し、心震わせたのは

 

推しの足の甲の血管をわが瞳で捕えることができた奇跡。

 

乱雑に切りそろえられた足の爪。

 

肉眼で感じる偏平足にエジプト型の足指。

 

大興奮ですよ、ハムレットで感激してるものの

あの大好きな足。

 

 

裸足、最高。

 

 

そんなこんなで三幕へとおしり3つ割れたであろうわたしは

挑むわけですが。

 

レアティーズ、ブローディアスの黒いたくらみとか

狂ったオフィーリアとか

色んな人物のそれぞれの正義が垣間見れ

人間の強さ弱さ儚さ脆さ傲慢さ

 

人を好き、嫌いになる表裏一体の感情が

ぶつかりまくってる。

 

そういうものを感じ取っていたら

 

 

 

黒スーツからの

 

白スーツ!!!

 

最後は白ってわかってたはずのわたしの脳が

新鮮味を感じてた。

 

喪服を脱ぎ、再び現れたハムレット

 

神々しい、まぶしい、ダメこれは閃光放ってる

太陽をまともにみたら目がやられるのと同じ原理

これは直視したら・・・やら

 

 

やられてもいい、見よ。

およそ悩む時間0.5秒ね。

 

 

目どころか腰まで砕けた。

あ、座りすぎて砕けたわけではなく。

精神的、崩れ。

 

 

脚、長。

肌、透明。

うっすらお髭は愛のトッピング。

 

好きッッッッッッ

の爆発寸前だったんですが、ハムレットに集中することで

爆発は回避。

 

骸にキスをするシーンは、SexyZone菊池くんがちょっぴりみえた。

 

人間の儚さを語るハムレットはやっぱり一幕と同じで

かなり繊細さを演出していて

白スーツとの相性抜群、冬のコタツアイスぐらい相性抜群。

 

 

オフィーリアが亡くなったと聞いたときのハムレット

まぁ、はっきりいうと

 

「全部あんたのせいやがな」

 

って思うんですけど、当のハムレットは己の正義で生きてるので

そこに客観性感情論なんて皆無なんですね。

 

愛していた、そのひとつで

己の正義をふりかざすわけですよ。

乱暴にも寂し気に。

 

レアティーズとの闘いに

ハムレットはいつでもどうぞ、と。

 

おおせのままに~って。

 

 

狂気さがまだうっすら残る返答に、また奥歯噛みしめちゃったわ。

 

白パンツと靴の間から覗くリブ白靴下はあれはハイソックスですか?

 

これは、ハイソックスですか?

はい、これはハイソックスです。

 

みたいな英語の翻訳状態の脳になったりもしましたが

 

ふざけあう姿とか、ホレイショーとのかけあいとか

少しだけハムレットがもとに戻りつつある感じが

どんどんと出てきている感じがして

 

ハムレットの喜怒哀楽を風磨くんは完全に自分のものにしていて

レアティーズとの闘い。

 

 

めっちゃかっこいいやん。

 

 

シンプルにかっこよすぎて、戦闘シーンは口パッカーン

 

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魂しゅるるる~状態になりました。

 

グローディアスが毒入りのグラスをハムレットに飲ませようと

近づくたびドキドキした。

 

結末を知っているのにもなお

その結末を信じたくなくなる。

 

 

一瞬にして舞台上が修羅になり

すべてを理解し、復讐の手をかけるハムレット

 

グローディアスの顔を押さえつけ毒を飲ませる姿は

力強くて、まっすぐにみえた。

 

椅子に座り、ホレイショーにこのことを伝えてくれ

お願いだからお前まで死ぬな、と声細く伝える姿

 

この世のものとは思えないほどに

 

綺麗でした。

 

黄泉の扉をノックする、そんな姿だから?

現世に思い残すことがないから?

 

とにかくめっちゃ綺麗、照明の下

白いお召し物で輝くハムレットに目が離せない。

 

最後、もぅ最後のほう

胸が痛くてあんまり記憶ないのだけれど

 

立ちあがり、最後の最後まで自分の正義を貫いて

唯一心を許せたホレイショーの胸で息を引き取って

 

 

やっぱり、すんごい。

 

菊池くん、すんごい。

 

 

努力の天才だと今まで何回も思ってきたけれど

やっぱり努力の天才。

本気の本気を感じて、ハムレットは舞台でみるのははじめてで

愛くるしい繊細な風磨くん演じるハムレットは忘れられそうにありません。

 

 

最後、大きな拍手を受ける風磨くんをみて

この背中についていこうと心から思えました。

 

大好きだ、この背中が。

 

繊細な人って生まれつきそういう気づきを人より感じてしまう

そういう性質、なんですね

 

ハムレットがそうであったように

風磨くんにもそんな部分を感じるし

 

風磨くんのなかにハムレットがあって

 

 

あぁ

 

 

ハムレットは私の心で生きてる・・・てなりましたね。

 

最終ね、なりますよね。はい。

 

風磨くんを好きになって、加点がとまらず

どんどん積み重ねて

 

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そろそろ雲を突き抜けfry awayですよ。

 

ハムレット、観劇するまでの雑誌やらなにやらで

かなり加点止まらなかったのにも関わらず

 

 

すんごいね、本当。

 

 

風磨くんを好きになれて、よかった!!

これにつきます。

 

たのしい、うれしい、大好き!ドリカム状態です

 

きっと読まれないとわかっているお手紙

はじめて書きました。

 

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※女子高生で風磨くんに恋したかった私の願望の現れ

 

 

それにも、わたしは風磨くんに対し

「ドリカム状態、嬉しい楽しい大好き!です」って

書きましたね。

 

 

まだ書き残したことがありそうなのですが

感情の爆発ブログはここまでにしておきます。

 

最後までお付き合いしていただけた方、ありがとうございます。

 

 

今回台風で12日の公演が中止となりましたこと

ただただ悲しいですが、自然には勝てないのだと痛感しました。

 

ハムレットが多くの人から愛され

心を動かし、また多くの人の目にとまり再演することになれば

本当にうれしいです。

また、次の仕事につながることを願っております。

 

 

最後に

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本当

 

菊池君すんごいね。

ありがとう。

 

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最後の最後、にこって笑ったのは

風磨くんずっるいぞ。

ぱいぱい。